こんにちは、デザイナーのatsuです。
大田黒公園の今年の紅葉ライトアップすべてを、
春田氏が手がけたとのことだったので、
ガーデンデザイナーの羽生田さんや西川さんなど
同業仲間数人で行ってきました。
まず、正門を抜けると長いイチョウ並木がつづきます。
こちらの照明は、写真では解りづらいのですが、
手前は白い光になっており、
奥に行くにつれて徐々に色温度が低くなっていってます。
照明機材は全て一緒のようですが、
カラーフィルターを装着して、色を変えているようですね。
春田氏曰く、奥ゆかしさが生まれるといっておりました。
こちらは園内で一番赤く色づいていた場所です。
実際は、とても綺麗だったのですが、
公園内は三脚が使えない為、ぶれぶれの写真ですいません。
ものに直接光を当てて綺麗にみせようとしてしまいがちですが、
あえて芯をはずして照らしているとなんどもおっしゃってました。
照明計画は毎回難しいなぁと感じていましたが、
美しく照らすには、光量や色温度だけじゃなかったんですね^^;
今回、春田氏と一緒にまわっていろんな話が聞けたので、
色々と勉強になって面白かったです。
数十センチの深さの場所が、照明に照らされた樹木の反射で、
ものすごく深い池のように映し出されて、幻想的な世界となっているので、
ちょっと遠いですが是非行って見てもらいたいです。