こんにちは、デザイナーのatsuです。
遅くなりましたが、研修の旅2日目(京都市内編)をお届けしたいと思います^^
実は、写真の枚数がnoriと2人合わせて1000枚をかるく超えてしまった為、
掲載する写真を厳選するのに、ものすごい時間がかかってしまいました^^;
さて、2日目の研修の旅は、お宿で「おばんざい」の朝食からスタートです^^/
おばんさいとは、京都で昔から日常に食べられているおかずのことのようで、
今回の旅では、この食事がなにげに一番美味しかったです^^;
そして、この宿に泊まる目的だった「お庭」の朝は、夜とはまた違う素敵な雰囲気に♪
自動潅水システムが埋め込まれて設置されており、石や植栽が濡れていていい感じでした^^
ホテルをチェックアウトした後、我々が最初に向かったのは『桂離宮』
この日の天気はものすごく快晴で、10月中旬だというのにまさかの30℃!!
寒いよりは良いのですが、ちょっと歩くともう汗だくでした^^;
さて、今回の旅で一番行きたかったのが桂離宮。日本庭園の傑作とされている回遊式の庭園で、
実際にお庭を見て、言葉では上手く現せないくらい美しい庭園で感動してしまいました!!
すべてが計算されて造られているお庭なんじゃないかと感じてしまったほどです^^
一人でも多くの方に見てもらいたいなと思いました^^
見学には事前に予約が必要ですが、本当に庭の素晴らしさを実感できる場所だと思います!!
次に向かったのは「祇王寺」
この祇王寺は、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、
母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺のようです。
こちらの苔庭も一面に苔が広がっていて圧巻でした。また、草庵の中にある吉野窓も必見ですね!!
次は「二尊院」
総門を入るとものすごく広い参道が広がっています。
こちらは「紅葉の馬場」と呼ばれて紅葉の名所として知られているそうです。
本堂の南側には極楽浄土世界を現したといわれる石庭の「寂光園」があって、
「ししおどし」の音色には心が癒されました♪
続いて行ったのは常寂光寺。
読み方は「じょうじゃっこうじ」。小倉山の中腹斜面にあるため、
嵯峨野を一望出来ます。急な階段だった為、登りきると隣でnoriは息切れをしていました(笑)
京都といったらやっぱり湯豆腐が有名なので、お昼は嵐山の「松ヶ枝」さんで豆腐料理。
ほんとは小金造園さんオススメの鯛茶漬け屋さんに行きたかったですけど、予約でいっぱいでした ><
嵐山は京都の中でも、祇園と並んで観光客の数がハンパないですね^^;
渡月橋も外国人の方々で大混雑しており、歩いて渡るのも一苦労でした。。。
渡月橋のあとに向ったのは、桂離宮に並ぶ本日の2大イベントの西芳寺。
西芳寺では生まれて初めて写経を経験しました。
最初は正座で集中して書き始めましたが、最後は足を崩してダラダラに。。。(汗)
まだまだ修行が足りませんね^^; でも初めての写経体験で楽しかったです^^
写経のあとは庭園へ。。。 管理が行き届いている苔庭はあまりに綺麗で感動の空間でした。
2人とも言葉なしに庭をずっと眺めてしまってましたね^^;
京都に訪れる際には、絶対に見に行ったほう良いオススメのお寺だと思います!!
ただこちらも、桂離宮と同様に事前予約が必須なのでご注意を!!
そして西芳寺のあとはnoriとわかれて別行動に。
noriは「金閣寺」や「銀閣寺」を、私はちょっと足を延ばして「大原」へ行ってきました。
まず、最初に向かったのが、風景を絵画のように鑑賞出来る「額縁庭園」がある『宝泉院』
自分以外は誰もいなかったので、一人畳の上に座り、抹茶とお菓子を頂きながらしばらく贅沢に鑑賞^^
この庭は「立ち去り難い庭」と言われていますが、誰もいない静かな空間で庭を眺めていると、
ほんとにそんな気分とさせられました^^;
その次は「京都〜大原〜三千院♪」と歌で有名な三千院へ
東洋の宝石箱と言われた名庭「聚碧園」も誰もいなくてお庭を独り占めして癒されてきました^^/
畳の上に座って庭を眺めることが、こんなに幸せな気持ちになるんだな〜って改めて感じました。
子供が遊ぶ為やバーベキューをする為の、芝とデッキだけの庭ではなく、
縁側に出て、もっと鑑賞を目的としたお庭が、個人宅でも増えてくるといいなとも思いました^^
祇園で再びnoriと合流。
いいですね、祇園^^ ただアジア圏の観光客中心に外国人だらけでビックリしました。
タクシーのドライバーさんも日本人を乗せることの方が全然少ないとおっしゃってました^^;
さて、研修の旅の最後は反省会も含めて、祇園の「ITO DINING」さんで締めくくり。
白川を眺めながらお肉を中心に美味しい食事を頂きました^^
とても過酷なスケジュールでしたが、充実した研修の旅となりました。
実際に五感を使ってお庭を見ないと写真だけではわからなかった部分を感じる事ができて、
今後の設計にも活かす事が出来そうで、とても収穫ある研修の旅となりました。
おわり…