高低差がある物件で駐車場の配置によりエントランススペースが限られていたためプランニングをする上では難題があった物件です。
高低差を処理するためにはもちろん階段が必要になりますが、段数が増えるほど単調になりがちなので面白みのないデザインにならないように注意して計画しました。
完成したアプローチは短い距離の中で踊り場を設け、なおかつ階段を斜めに振って、1段目をウッドデッキにすることでいくつもの変化を持たせ、登ることを飽きさせない素敵なエントランスになりました。
高木(カツラ)の位置も、エントランスの入り口に立った時に玄関扉隠す位置に植えたので、奥行き感が生まれ回り込む雰囲気を演出しています。
歩いてみてもカクカクしておらず直線的で直感的な導線になっているので、上り下りもスムーズです。
お庭にはデッキと自然石のテラスを設けましたので、くつろぎの空間もしっかり確保しています。
休日にはシェード(日除け)をかけて庭時間をゆっくり楽しんでただきたいですね。
3週間
230万〜280万